条件付き要項の暗記ができれば本物

暗記法には3つのステップが必要

効率よく暗記することは高校受験や大学入試に欠かせない要素です。小学生のテストとは違って膨大な量の情報を覚えなくてはいけないため時間を無駄にせず効率的暗記する必要があります。効率のいい学習とはどのようなものでしょうか?暗記法には順序があります。ただ闇雲に覚えてもその情報を思い出すことが出来ません。「1.概要を理解する」「2.イメージしながら細かく暗記する」「3.覚えているかチェックする」の3つのステップが必要です。部活もして遊びもしているのに成績が良い子がいるのはなぜだろう?と思ったことがあるかもしれませんが、集中力だけでなくこのよな正しい方法で勉強することが時間を浪費しないコツになります。

全体を理解して初めて記憶

まずは概要を理解することが大切になります。これはパズルゲームに例えられます。パズルを完成させたいときまず完成図をみてイメージします。完成系が分からないのにパズルを所定の位置に置くことが出来ません。パズルのピースが記憶だとすると完成図は全体の理解です。全体を理解して初めて記憶することが出来るのです。もちろん丸暗記だけで内容を理解していなくても覚えることはできますが、他の事との関連付けががないので思い出すのが困難です。完璧に覚えるには全体を理解することです。全体を理解できたら詳細を覚えていきます。軸がしっかりしていれば枝分かれしている知識も記憶しやすくなります。例えば歴史の勉強をしている時年号や人名だけをひたすら暗記しようとします。英語では英単語や構文だけを記憶しようとしがちです。ですがそのように全体から切り離された知識は脳内で孤立しているので覚えにくいうえに思い出しにくいのです。そのように知識が全部つながっている時記憶は本物になります。

イメージを働かせる

暗記にはまず全体の理解が大切であることがわかりましたが、テスト日が迫っている人はどうしても細かい部分だけに注目したくなりますね。その時は速読をして内容をイメージするようにしましょう。イメージして読めば記憶に残りやすくなります。その後熟読し細かい部分を覚えましょう。最初から細かい内容が書いてある参考書を読むよりできるだけ薄い本や簡単な表現を使ったものを使ってより早く全体が理解できるようにした方が次へ進みやすくなります。現在歴史の漫画なども出ていてそれを使って勉強する方法もあるようです。勉強という固い印象が無いのでリラックスして知識が頭に入るため良い方法です。そして必ず学んだことを覚えているかどうか最後に復習することも大切です。

思い出せるような暗記をするにはまず概要を理解する、そしてイメージしながら細かく暗記する、最後に覚えているかどうか復習することが重要です。記憶した知識がどのように関連しているか理解していれば簡単に思い出すことができるでしょう。