脳の疲労対策も記憶力アップに重要

脳の疲労と記憶力

仕事や勉強など長時間頭を使っていると、脳にストレスが溜まり正常に機能しなくなります。徹夜続きでゆっくり睡眠を取れずに次の日も仕事・・という日が続くと脳の疲労が蓄積され脳の働きが低下していきます。症状としては思考がはっきりしなくなったり頭痛がしたりすることがあります。頭にもやがかかったような気がするという人もいますし、物忘れがひどくなったという人もいます。思考能力面では「集中できない」「記憶力の低下」「物忘れ」「理解力・判断力の低下」「コミュニケーション低下」「作業効率の低下」「ミスの増加」などの支障をきたします。肉体面では「ホルモン分泌・免疫機能・食欲コントロールの機能の低下」「やる気が出ない」「不眠」「食用不振」などの症状が現れてきます。このように脳疲労が続くと思考や身体に影響してしまうということが分かります。

脳の疲労を取ろう

テストの前や大事な仕事の前には脳をスッキリさせておくことが大切です。脳の疲労を回復させる主な二つの方法は「食事・水分補給」と「運動」です。食事で栄養を摂ることは脳疲労を回復させるのに役立ちます。また即効性が高いのは水分を摂ることです。水分不足は脳の血流を悪化させます。仕事や勉強で集中している時は水分補給がおろそかになりがちです。特に温かい飲み物は血行を促進し、また精神を落ち着かせリラックス効果があります。長時間頭を使っているなぁと思った時には温かいものをいっぱい飲むだけでも脳がリラックスできます。運動も脳の血流をよくします。簡単な20分の運動でも仕事の処理能力や記憶力が大幅にアップします。もちろん20分以下でもいいのですが、多くの人が「血流が良くなった」と感じるのが運動を始めて20分くらいです。この運動とは軽いストレッチ、散歩、簡単な運動などです。

その他の疲労対策

その他にも脳の疲労を軽減する方法があります。眼や首や肩を温めると血流が良くなり脳の疲労回復に効果があります。ちょっとの時間で疲れが取れるとされています。さらに効果があるとされているのが香りです。脳の疲労にはローズマリー、ペパーミント、ラベンダーが良いと言われています。アロマを1分か2分炊くだけでも効果があります。15分~20分の短い昼寝も脳と体をリフレッシュさせ、生産性を向上させることが分かっています。長すぎる昼寝かえって疲労感をましたり、夜の睡眠を妨げるのでお昼寝あくまで20分くらいの短い時間が良いでしょう。

長時間手中して作業をしていると知らない間に脳の疲労がたまっていきます。脳の疲労は記憶力の低下だけでなく身体面にも影響します。効率よく何かを覚えたり仕事をしたいという時は特に、脳の疲労を取って作業することが最善です。脳の疲労は血流の悪さが関係している場合が多いので、温かいものを飲んだり、体を動かしたりしてリフレッシュするようにしましょう。